シェービングブラシ

(T2sys 炭酸シェービング用 オリジナル熊野筆)

水洗後に「理容師法施行規則第25条」の「家庭用洗剤を使用して洗う」に従い、医療器具洗浄剤の洗浄ルネサンス(200倍希釈)を噴霧して毛先を軽く指で揉んで汚れを落とします。洗浄ルネサンスは非イオン界面活性剤の為に、その後のシェービング石鹸に影響を与えません。また界面活性剤配合量としても従来洗剤の半分なので泡立ちも少なく泡切れも素早いのが特徴です。
 
熊野筆シェービングブラシには2種類あり、繊細な毛感覚でありながら薬剤に強く煮沸もできるナイロン毛タイプと、自然な毛先が生む繊細な肌触りの山羊毛タイプがあります。山羊毛タイプは「アルカリ性」に弱いのが特徴です。ちなみに、石鹸はpH10ですが、洗浄ルネサンスはpH9の弱アルカリ性です。家庭用中性洗剤が推奨されている場合が多いですが、家庭用中性洗剤は界面活性剤が多く含まれ泡立ちも良いために、泡切れが良くありません。そこで界面活性剤は、強力な脂分解成分〜特許ナノ洗浄成分を含む中性ナノ洗剤ロータスクィーンを使用します。詳しくはロータスクィーンを参照してください。
 
ロータスクィーンは中性洗剤でありながら、アルカリ性洗剤と同等以上の洗浄力があります。それは特許成分「ナノ洗浄成分」ですが、分解した脂を再結合化させないレバルまで細分化させます。ですので、洗浄した後に臭いなどが残りこともありません。
 
通常は30倍希釈液をブラシに噴霧洗浄しますが、オイルやタンパク質汚れが激しい場合は5倍希釈液を噴霧します。軽く揉み洗いをし、流水洗浄いたします。
 
その後に、フィリオ30(500ppm:原液)を毛全体に噴霧して、乾燥させます。フィルム30は除菌後に水に変化する為に安全です。フィリオ30は緩衝生成(特許取得済)により、従来製法より不純物が少ない高濃度弱酸性次亜塩素酸水です。
 
メンテナンスとして定期的に洗浄ルネサンス400倍希釈)に10分間静かに浸漬させて余計なタンパク質を分解洗浄します。浸漬液が汚れたら破棄してください。もしくは中性ナノ洗剤200倍希釈液に浸漬させますが、浸漬液は使い捨てです。
 
流水後、仕上げに弱酸性のフィリオ30を噴霧して自然乾燥させてください。

市販の家庭用漂白剤や他製法(緩衝法ではない)の弱酸性次亜塩素酸は使用しないでください。

 

 血液汚染されたシェービングブラシ

(T2sys 炭酸シェービング用 オリジナル熊野筆)

血液による汚染が認められた場合ほ、手袋をして速やかに水洗してください。その後、中性ナノ洗剤ロータスクィーン5倍希釈液を噴霧して軽く揉み洗いします。もしくは、洗浄ルネサンス(200倍希釈)に10分間浸漬させ血液を含むタンパク質を分解洗浄します。洗浄ルネサンスは漂白・金属腐食などもありませんが、10分以上は浸漬させないでください。
 
水洗後に、毛全体を包み込むようにティッシュペーパーを巻きつけ、フィリオ30(500ppm)を毛全体に十分に噴霧浸漬させます。その後に、法定消毒工程である煮沸消毒(煮沸状態2分)を行いますが、煮沸ができない場合はフィリオ30ナノを使用します。毛全体に噴霧し、フィリオ30(500ppm)を十分に噴霧して洗浄成分を流し、乾燥させます。

煮沸消毒の際は、熱により印字部位や透明樹脂などに影響が出る場合がありますので、ブラシ部分のみ煮沸させてください。

 ・タンパク質除去


通常のメンテナンスとして週一度程、洗浄ルネサンス400倍希釈液に10分間浸漬洗浄。液は一週間を目安に汚れたら破棄。血液付着時は洗浄ルネサンス200倍希釈液に10分間浸漬洗浄。液は使用後に破棄。山羊毛はアルカリ性に弱い為に10分浸漬時間は厳守。水洗後に、弱酸性のフィリオ30原液500ppmで洗浄消毒。
 
使用容器
「Seria/ミニキャスター:バーコードNo.4 545244 9101181」

 ・タンパク質除去

血液付着時の法的消毒として行います。水洗後、洗浄ルネサンス200倍希釈液にて10分浸漬。水洗後、フィリオ30原液500ppmで洗浄消毒。鍋で水を煮沸させ、金網容器内にシェービングブラシをを立てて浸漬させます。毛部を浸漬させ、胴体部は煮沸しないように注意。細火で2分間煮沸させて、水洗後にフィリオ30原液500ppmを噴霧して自然乾燥。

使用容器
「Seria/アルミ雪平鍋:バーコードNo.4 991203 164643」
「Seria/味噌こし:バーコードNo.4 947879 519928」